【サービスのアクション操作】

はじめに

サービス管理画面
サービス管理画面
SOCKET-MANAGER Framework の GUIランチャーでは、サービスの起動・停止を含む各種操作を、表形式の管理画面から直感的に実行できます。
本記事では、サービス管理画面の構成と、起動/停止/グループ操作などのアクション機能について詳しく解説します。
サービスの追加・編集・削除など設定ファイルに関わる操作については ▶サービスの設定ファイル操作 のページでご紹介しています。

サービス管理画面の構成

見出し 内容
操作 サービスごとに操作できるボタンの並び(>> コチラを参照)
サービス名 サービスごとに設定された一意の名称
グループ グループ起動/グループ停止を行うための一意の名称
状態 サービスの状態を文字と文字色で表示(>> コチラを参照)
CPU サービスごとのCPU稼働率(>> コチラを参照)
メモリ サービスごとのメモリ使用率(>> コチラを参照)
起動日時 サービスを起動した日時

サービスごとのボタン操作

ボタンの配置は以下の通りです。

サービスごとのボタン配置

ボタン種類の内訳は以下の通りです。

ボタンの種類 内容
①起動/停止 起動(▶)、または停止(■)する度にボタンが切り替わる
②カスタムモニタリング サービスごとにカスタマイズされたモニタリング項目が表示される
③編集 サービスごとに編集できる入力フォームが表示される
④削除 サービスのエントリが削除される

※ サービスの起動中は、以下のように「編集」「削除」ボタンは使用できません。

サービス起動中のボタン配置

サービス状態の表示

状態 説明 背景色
起動中 ランチャーがサービスを起動済み 緑系
停止中 ランチャーがサービスを停止済み グレー系
操作中 ランチャーが操作中(起動/停止中) 黄系
未検知 ランチャー以外の要因で停止 赤系

サービスの状態は、以下のように文字と背景色で表現されます。

サービスの起動中状態
起動中
サービスの停止中状態
停止中
サービスの操作中状態
操作中
サービスの未検知状態
未検知

CPU/メモリ使用率の表示

色分けのルールは CPUリソース監視/メモリリソース監視それぞれの閾値制御と同じです。

CPU稼働率の色分け制御

安定稼働状態
通常(安定稼働中)
注意レベル状態
warn(注意レベル)
警戒レベル状態
alert(警戒レベル)
即対応推奨レベル
critical(即対応推奨レベル)

メモリ使用率の色分け制御

安定稼働状態
通常(安定稼働中)
注意レベル状態
warn(注意レベル)
警戒レベル状態
alert(警戒レベル)
即対応推奨レベル
critical(即対応推奨レベル)

基本アクションの操作

基本的なアクションは以下の赤枠の部分で操作できます。
サービス管理画面の基本アクションボタン
サービスが起動するまでの状態は、基本的に以下のように変化します。

サービス停止中
停止中
サービス操作中
操作中
サービス起動中
起動中

サービスが停止するまでの状態は、基本的に以下のように変化します。

サービス起動中
起動中
サービス操作中
操作中
サービス停止中
停止中

外部要因でサービスが停止していた場合、以下のように 未検知 の状態になります。

サービス起動中
起動中
サービス未検知
未検知

※ この場合は停止しているだけなので、サービスに問題がなければ起動ボタン押下で起ちあがります。

グループアクションの操作

本ランチャーではサービスをグループ単位で操作できます。
グループアクションは以下の赤枠の部分で操作できます。

グループ操作ボタン
事前にプルダウンで対象のグループを選択してからアクションを実行する必要があります。
プルダウンが未選択の状態で実行すると、以下のように警告が表示されます。

グループ未選択時のポップアップ
グループ単位で実行される事以外は、基本アクションの実行時と動作は同じです。

おわりに

ランチャーを導入したばかりの初期状態ではサービス設定ファイルが存在しませんので、ランチャーへ接続すると以下のように表の見出しのみが表示されます。
初期状態のサービス管理画面
設定ファイルは setting/services.json.sample を参考にしながらテキストエディタなどを使って setting/services.json というファイルを設置するか、GUIで生成する事もできます。
GUIで生成する方法は ▶サービスの設定ファイル操作 のページをご覧ください。

なお、サービス管理を使わない場合でも、CPU/メモリ/ディスクなどの各リソース監視を含む他の機能は利用できます。